ばたやんの覚書

フリーランス【WEBデザイン・プログラマー&構成作家】の日常

有能な指揮官(リーダー)を求める危険

有能な指揮官(リーダー)を求める危険

一番小さな組織は家族だと言われている。組織となれば、意思決定をなす、牽引役は必ず必要となる。そうでなければ、組織は自壊してしまう。

牽引役は家父長である父親、現在は多様性な世の中とされている、母、子でもある。必ずしも男系というべきではないようだ。

1,マクロ

おおきな組織となると、必ずしも、リーダーは一人とは限らない。意思決定を組織の人員から選ばれし少数のメンバーが決定権を持ち、定期的に、組織のあり方を相談して、話し合いの結果を民主的には多数決で、決を求め、それを人員に周知し、組織のあり方、方向性を決定しながら、持続するため試行錯誤、時には下からの意見を注視し、練り直しを行い、決定権を委ねられたメンバーで方向性を修正していく。時には決定権を持つメンバーは入れ替わりを行う。

巨視(マクロ)的な組織のあり方。

こういった決定をなされるのは、国家、大規模な起業、例えば一国の利益率の数%を担った起業。自治体なども入るだろうか。

そういった組織というのは、決定権を持ったメンバーというのは、入れ替わり立ち替わり交代することは多く無い。血の入れ替えといわれる、若返りより、長老政治が行われることが多い。

いつしか、決定されることは新しいものを好まなくなり、どう組織を持続させるか、利益を守ることが主体となる。あながち間違いではない。

決定権を持ったメンバーにも、一人、組織の牽引役であり、一番大きな決定権を持ち全ての手続き最終的決裁権を持つリーダーを配している。

2,ミクロ

前言に対して、小さな組織となると、リーダーはほぼ一人となる、必ずしも、一人とは限らないが、サブ的のおいて、補助をする立場で、決定権は委ねられてなく、あくまで、組織運営の決定権を委ねられてなく、代理業務であり、最終判断はリーダーとなる。

そういった組織は、最小の家族から、中小、零細企業、一国の企業、会社と言われる、大半、また、地方自治体の中でも、行政というより、縁故を重視した自治組織、日本国なら、町・村となるだろう。 あと①自立した5万人満たしていない、②合併市町村については、市となるべき要件は、③人口3万人以上、中心的市街地に全戸数の6割以上が存在すること。(人の流動化で、必ずしも正確に把握できないため、左記条件をを満たさなくても慣用で、市となっている)

そういった小さな組織は、決定権を持ったメンバーは一人ないし二人程度でなければ、組織の方向性は、決まらないまま、時間が過ぎ、組織の継続に必要な執行する利益を得る時間を配分できない。地球に存在している以上、1日の時間は24時間である。

「時は金なり」

小さな組織の合言葉であろう。組織を継続させるため、というより、時には組織を解体して、新たに作り直す、リビルドの精神を持った、改心的な意識を持ったリーダーの上で利益を求めるために柔軟に変化をし、存続から成長といった、意欲的なグロー(GROW)主義を大義していることもあながち間違いではない。

3,革命

前述した、マクロ、ミクロとも、全ての手続き最終的決裁権を持つリーダーを絶対配している。一般的には組織というのは、継続、成長をするため、存在し、貢献している人員に可処分所得を配当する、また、目安より利益が多い時は、人員に一時的に、配当を増やしたり、特に貢献した人員に賞与を与えたり、また逆の場合は配当を減らす。決裁権を持ったリーダーは、全ての人員に配当を与えるための決定をいつも正しく行なわければならない。

はずである。

しかし、利己的に人員の配当をかすめ、リーダーが、利益を独り占めしたり、組織を継続するため、使命的・盲信に留保する。また、リーダー・一部取り巻きメンバーでより、利己的に、掠め取るために、利益を拝して自治権、をもち司る、行政の官僚、また行政の長に秋葉をおくり、懐を肥やす。そういったリーダーが長いこと続くと、倒そうとするものが出る。 しかしながら、そういった、懐をこやしているリーダーを、便宜上、暴君と呼ぼう。その暴君を倒すためには、大きな、力をようしたり、大きな犠牲を払うことがある。

一気の倒そうとするのは、革命と呼ばれることが多々である。

革命といったものは歴史上上手くいった試しはない。あるのは『産業革命』くらいであろう。その『産業革命』も現在進行である。まぁ揶揄であるが。

閉塞感からも革命を起きることがある。革命を起こそうとする指揮官(リーダー)は有能でなければ、いけないとされる。

いや、有能でなければ、なにかしら、得意な力特異ともいった力がある人が、そういった立場になるだろう。

有能であるリーダーは自分のことをを「有能」と自覚している。なので、その「有能」ゆえに、迷っていけない、弱みを見せない。間違っていないと、思わせ続けないといけない、息苦しさに殺されてしまうのが、自明である。

だから革命は上手くいかない。

詳しくは、「榎本武揚」を参考にすればよい。

革命を試みるが、有能な上に、自分自身の身の振り方も有能であったため、幕臣であり、蝦夷独立国家妄想し、討幕なのか、独立国家といった要塞を作りたかったのかははっきりしないが、一応”仇”であるはずだが、島流とされて罪人として扱われたにもかかわらず、新政府要人として、招かれ逓信大臣(旧郵政大臣)から海軍中将と明治政府の要人として、70余年間生きた。五稜郭での独立国家での戦いでは多くの人材を犠牲にしたが、「蝦夷独立国家」は存在していない。

革命というのは半ばで、儚く”義”を成さなくなる。指揮官が有能であればあるほど、負け戦となると、『妥協点』を探る交渉を相手側とする。

その有能なリーダーが『妥協点』を探る交渉をすることを、待てない、いや促さないメンバーは早くから犠牲となってしまう。

4,有能という才能に殺される

ここまで書いたが、本当の有能なリーダーというのは、『妥協点』を探る交渉をさっさと行い犠牲を払わないようにする、のではなく、革命を起こさない、のではなく、起こさせない、有能でも無能でもない人間である。

仲間を求め組織内に”秋波”をおくりつづけ、自分が下火であるのに、見極めができなく、困惑に困惑を重ねている、それを他人に責をもっているのか、自責なのか、疲弊して、暴君になった無能は、すぐに、退場願いたい。

それが総意の場合は狂犬病のように水を飲むことさえ怯える様を見せていることにすぐに毎日かいているノートを見返して、清書して、引き際の算段をすべしである。引いたあとはB6版の手帳サイズのノートはやめてA4版のノートを持つべし。60余年も生きると置いて眼力は落ちるので小さな文字は見えない。

革命のばかばかしさ、引き潮のリーダーが足掻いていて、微速している時は、自分を研鑽する時間にあてるべきである。僕は転換期である今は研鑽する貴重なじかんとして充てることにしている。ただ斜めに暴君は睨みつつある。またこれも真理。


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